ささもと こどもクリニック News Letter vol.8 no.10 (2009.10.15,11.7改訂)
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【新型インフルエンザワクチン接種について】
７月に飛田給近辺で流行してその後一旦流行が衰えた新型インフルエンザですが、最近になり急増しています。あちらこちらで学級閉鎖や学年閉鎖にいたっています。皆様お気をつけ下さい。私自身も電車通勤ですが、電車の中でも、診療中でも（これは去年からですが）毎日マスクをつけています。先日市民医学講座で、国立感染症研究所感染症情報センター長の岡部信彦先生の講演を聴いてきましたが、マスク、手洗い、うがいは、完璧な予防法とはいえないが、それを積み重ねることで感染のリスクは減らせるとのことでした。
さて、新型インフルエンザワクチン接種の実施方法が決まってきました。ご存知のとおり優先順位の高い方から接種を始めますが、当院での対応をお伝えしておこうと思います。10/26より医療従事者の接種が始まり、11月中旬より妊婦（当院とは関係なさそうです）と基礎疾患を有する1歳から小学校3年生までのおこさん（これは当院の場合、喘息の方だけになると思います）と未就学児が始まります。先日医師会を通して国にワクチン接種実施機関としての申し込みを致しました。その際当院に通院中の患者さんのみを接種の対象にすることも申請（つまり他の医療機関でフォローされている方を接種の対象にしません）してきました。接種が開始になったらいつでもお越しいただければ接種できると思いますが、本数には限りがありますのでお早めに。ですから前もってワクチンの予約は不要です。
さて、お子さんがワクチンの優先対象者になるのかどうかの判断ですが、東京都の大気汚染の助成を受けていて、当院に定期的に受診されている方は最優先対象基準を満たしているので大丈夫です。助成のない方でも定期的に診察を受けている方は認められます。なお現在は寛解にあっても、5年以内に喘息で治療を1年以上定期的に受けた当院通院中の患者さんも対象です。いずれにしても診察室でご相談していただければ、と思います。診察のとき、私から“お子さんは優先接種の対象ですよ”と言われた方はもちろん大丈夫です。ご自身だけで判断された場合は、接種当日にお断りすることがありますので、どうぞご了承ください。ご不明な点がありましたら遠慮なく私にお問い合わせください。
また、現時点では、20歳未満は２回接種となっています。さらに新聞にも書いてありますように、季節型（従来型）ワクチンと新型ワクチン（国内産）の同時接種についても、医師が必要であると判断した場合は行うことが出きますので、必要な方はお申し出ください。接種費用は１回目が3600円、2回目が2550円（2回目を1回目と異なる医療機関で受ける場合は3600円）です（住民税非課税世帯の方は無料ですが前もって市役所での手続きせが必要です）。
なお、実際に接種が開始になったとき、またこれからも変更する点がでてくると思いますが、そのときにはホームページでお知らせいたします。
【おしらせ】
(1)10/28(水),11/13(金)の午後の診療は、院長の出張のため、受付3:00から、診察3:30からとなります。
